1) 子どもが遊びつくす時間と場を提供する。
2) 子どもや大人が自然・ひと昔前の暮らし体験を通じて学べる場をつくる。
3) 子どもが自分で考え、自分で決め、自分で行動できるように見守る。
4) 自分の身を守る安全管理ができるように 知識・技術を身に付ける。
木の "根っこ" の役割はご存知でしょうか?
土から栄養・水などを取り込み幹や枝・葉へ送ります。
そして、もう一つ大切な役割、それは、幹や枝などをしっかり支えるという役割です。
その木の根っこに栄養を与え続けたらどうなるでしょうか?
実は根っこが育たないのです。根っこが地に張っていないと強風や雨ですぐに倒れてしまいます。
これは、人も同じなのです。
土壌を環境に例えるなら、今の時代、便利過ぎる世の中、栄養過多と言えます。
これでは、どんな困難でも倒れないココロが育ちにくいです。
実際、社会に出れば、強風・雨どころではありません。
台風なんて当たり前、多くの問題がゴロゴロしています。そんな時にどう乗り越えられるのか?
その問題をどう楽しみに変えて取り組めるか?どう 周りに適応しながらこなせるのか?
現代の社会を渡っていく手段を自分で考え、自分で決め、自分で行動する。
そんな "生きる力" が大切と考えています。
『根っこを育む自然塾』は、たくましい子どもの "根っこ" を育てる土壌を提供します。
心と体を共に育むことのできる土壌。そのステージは、自然の中にあります。
また、自然は一つとして同じものはありません。
その自然の中で子どもたちは多くのことに気づくでしょう。
『根っこを育む自然塾』には、もう一つのステージがあります。
手間暇かけた ひと昔前の暮らし体験です。薪割り、かまどで調理をしたり、畑で野菜を育て収穫したり、薪でお風呂を焚いたりします。
これらの体験の中には、生きるために必要な気づきがたくさんあるのです。
こうした 生(活)きた体験、それが、将来の太い幹や枝葉の重さに耐えうる "根っこ" を育むのです。